妻への遺言状|書くと決めたが何から始めよう?最終的に私が選んだ方法

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書くと決めたのに、動けなくなった 

遺言状を書こうと決めた瞬間、
不思議なことに、安心よりも「分からないこと」の方が増えました。
自筆証書なのか、公正証書なのか。
どこまで自分でできて、どこから専門家が必要なのか。
何を準備すればよくて、何を残しておけば妻が迷わないのか。
「書く」と決めただけなのに、
いざ動き出そうとすると、
最初の一歩がどこなのか分からなくなってしまったんです。

何から手を付けたらいいの?

正直に言うと、
遺言状なんて映画やドラマの中の話で、
自分には関係のないものだと思っていました。
だから「書こう」と決めた瞬間、
逆に、自分が何も分かっていないことに気づきました。
どう書けばいいのか。
何から始めればいいのか。
法律が絡むのか。
自分で全部できるのか。
考えれば考えるほど、
「失敗は許されないのに、どう進めればいいか分からない」
という不安だけが大きくなっていきました。
調べれば調べるほど、
必要な手順や法的な要件が霧の中にあるようで、
むしろ混乱が増えていったのを覚えています。

調べて見ると情報がたくさんありすぎた

実際に調べ始めてみると、
情報が多すぎて、むしろ何をすればいいのか分からなくなりました。
自筆証書、公正証書、専門家……
どれが正しいのか、どれが自分に合っているのか、判断できない。
AIは「自分でできますよ」と簡単に言うけれど、
正直、全部を鵜呑みにできるほど信用もできない。
結局は自分の責任になる以上、裏どりが必要になる。
でも、その裏どりの仕方すら分からない。
「弁護士に頼んだほうがいいのかな……」
そう思う瞬間もあれば、
「今日はもうやめよう」と先送りにしたくなる瞬間もありました。
やらなきゃいけないのは分かっているのに、
一歩が踏み出せない。
その現実に気づいたとき、胸の奥がざわつきました。

自分の判断軸を今一度はっきりさせる

このまま調べ続けても、
正解にはたどり着けない気がしました。
いろいろな情報に触れるうちに、
「正しいかどうか」を追いかけること自体が、
目的になってしまっているように感じたからです。
私が一番望んでいるのは、
何も知らない妻が、私がいなくなったあとも、
何も困らず、今と同じ平穏な暮らしができることでした。
制度として正しいかどうかよりも、
その結果、妻が迷わず前に進めるかどうか。
そこを判断の基準にしようと思いました。

「いきなり書かない」という選択

そう考えたとき、
いきなり遺言状を書くことが正解だとは思えませんでした。
自分がいなくなったあと、
妻が困らないためには、
まず「何が起きるのか」「どんな流れになるのか」を
分かる形にしておく必要があると感じたからです。
いなくなったときの話。
遺言状の役割。
どこにしまっておくのか。
どこに持っていくのか。
いつ開くのか。
そうした全体のロードマップを先につくり、
その一部として遺言状を位置づける。
それが、いま自分が取るべき最初の行動だと思いました。

私の正解が決して皆さんの正解ではありません

このやり方が、
すべての人にとって正解だとは思っていません。
どこまで準備するか。
何を優先するか。
家庭の状況や考え方によって、違うと思います。
ただ、「書かなきゃ」と焦る前に、
自分が何を一番守りたいのかを整理してみる。
その順番は、大切だと感じました。
同じように悩んでいる人や、
できることなら、すでに起きてしまった人にとっても、
「何が足りなかったのか」を静かに振り返る材料になれば、
それで十分だと思っています。

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