成田空港の貨物地区は基本的に飛行機に貨物を載せるため、または輸入貨物を引き取りに行くため訪れる場所です。その他税関の成田航空貨物出張所があったり、輸出入にかかわる施設が多いためセキュリティが厳しくなっております。よって初めて行くときには入念に行き方や入り方を調べるもののどういう受付をするかは分かりません。本記事ではそんなお悩みを解消したいと思います。
貨物地区に入るには?
貨物地区に入るためには初めに入ろうとする人を登録していなければ入ることはできません。誰でも彼でも入れてしまうと飛行機にかかわる貨物を取り扱っていますので大惨事になりかねないからです。だからセキュリティが厳しくなっています。貨物地区に入る場合には輸出貨物の搬入や輸入貨物の搬出が理由によるため車両で入ることがほとんどだと思いますが、車両に入る場合にはその車両も登録している必要があります。業務上で定期的に入る場合には成田空港株式会社のグループ会社であるNAAカードセンターへ申請して入構のIDカードを発行してもらえれば毎回書類を書かなくてもいいですが、それは空港内で働く人などではない限り申請は中々しないと思います。
車で行っても〝人〟と〝車〟の両方の身分を証明する必要があるよ!
実際どうやって入るの?
成田空港の貨物地区はいわゆる北部(成田航空貨物出張所管轄)と南部(同南部事務所管轄)と二つあります。用事がある貨物地区はどちらの貨物地区かを予め調べておく必要があります。北部と南部が判明したらそれぞれのゲートを通って無事入ることができますが、ここでは受付が必要となります。
成田空港貨物地区のアクセス地図はこちら
受付方法
図に示すのは実際のvisitorの受付フォームです。入る人と車で行くならその車の両方で登録していなければこのフォームを書かなければなりません。受付の際に書くのは太枠で囲われた部分を埋めていきます。
受付フォーム記入
① 車両番号
車両で入る場合には車輌番号が必要です。
受付時に降りて確認しなくてもいいように予め覚えておいた方がいいです。
② 会社名
所属する会社名
③ 氏名
入稿する本人氏名
④ 住所
所属する会社名
⑤ TEL
会社の連絡先
⑥ 立入目的
〝貨物搬入〟や〝打合せ〟などの入構の目的を記入します。
⑦ 出講予定時間
概ねの時間でいいので出講予定時間を書きましょう。
⑧ 訪問先会社名
⑧と⑨は訪問先情報です。訪問先会社名。
⑨ 訪問先TEL
訪問先連絡先。こちらも予め用意しておいた方があたふたしなくていいと思います。
入構に必要なもの受取り
・visitorカード
・必要事項が記入された受付フォーム
受付完了
晴れて貨物地区に入ることができます。
中央口出入口は歩いて受付可能
官庁合同庁舎前にある中央口出入口は歩道があるので歩いて受付及び入構が可能です。
車での北部お勧め入り口は南口入口
私が普段入構する際に使っている入り口は南口入口です。官庁合同庁舎前は信号付き交差点から入れて便利ですが、混雑する可能性が高くなってしまいます。また、南口入口は一方通行である貨物地区のスタート地点とも呼べる場所なのでそこから貨物地区に入ると全てを網羅することができます。第一ターミナル方面から侵入する場合は断然南口入口がお勧めです。
トラックドックマネジメントシステムの導入
2023年4月よりトラックドックマネジメントシステムが導入されました。対象は輸出貨物を貨物地区へ積み卸しするトラックが対象です。事前予約がないと貨物が降ろせないということにもなってしまいますので事前にしっかり準備しておく必要があります。
事前の説明としてNAA(成田国際空港株式会社)が説明しております。
また、事前周知としてチラシが配布されております。
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