
はじめに
「もう無理かもしれない」
職場で毎日のように怒鳴られ、眠れない夜を過ごす——そんな経験をしたことはありませんか?
この記事では、実際に私が心が限界に達した時期をどう乗り越えたか、
そして“逃げてもいい”と思えるまでのプロセスをお伝えします。
心が壊れ始めたサインに気づけなかった

私は毎日のように怒鳴られていた時期、睡眠がうまく取れなくなり、最終的に遅刻をしてしまったことがありました。
考えがまとまらず、簡単な作業も人の倍時間がかかる。
それでも「まだまだだから頑張らなきゃ」と自分を追い込み続けていたんです。
やがて仕事だけでなく、プライベートにも影響が出ました。
甘えもあってか支えてくれているはずのたまに帰った実家の家族にあたってしまい、「自分の本当はこんなのじゃない」と悔やんだ日々。
——この時点で、もう心は限界を超えていたのだと思います。
孤独の中で堂々巡りを繰り返す

私が20代前半の一人暮らしをしていた頃。
精神的に落ち込んでいる時、誰にも相談できずに一人で考え込む日々が続きました。
頭の中では同じ思考を何度も繰り返す。
「自分が悪いのかもしれない」
「もう少し頑張れるはず」
そうやって自分を責め続けていたんです。
しかし、結局答えは出ず、心も体も消耗していくだけ。
“考えすぎる時間”が、何よりも危険でした。
逃げることは負けじゃない
私を救ったのは、“逃げ場”を作ることでした。
私の場合は株式投資や副業をすること。
「自分のフィールドはここにもある」
そう思えるだけで、仕事で怒鳴られても心が壊れずに済みました。
会社がすべてじゃない。
逃げ場を持つことで、人生の選択肢は確実に広がります。
逃げることは負けではなく、“自分を守る力”だと気づいた瞬間でした。
小さな行動が“次の一歩”を生む
心を立て直すには、行動が必要です。
当初私は本屋に行き、自己啓発書を読んで前向きになろうとしました。
私にとって〝いわゆる自己啓発本〟は一時的には効果がありましたが、やがて「もっと強い刺激」を求めてしまうようになってしまいました。
そこで気づいたのは、 「他人の言葉ではなく、自分の行動でしか変われない」 ということでした。
投資や副業にチャレンジしたのはその後で、試行錯誤した後に自信を取り戻すためのチャレンジでした。
行動することでしか、心の迷路から抜け出せないのだと思います。
心が限界を超える前に“逃げてもいい”

もし今、「もう限界」と感じているなら、まずは“逃げる選択”を真剣に考えてほしいです。
逃げることは甘えではありません。
むしろ、壊れる前に逃げられる人こそ、真に強い人だと私は思います。
逃げてもいい。逃げた先に、きっと新しい世界が待っています。
その一歩が、あなたの未来を守るきっかけになるはずです。
自分を責めず、休む勇気を
私はあの時、逃げることで救われました。
そして今、同じように悩んでいる人に伝えたいのは、
「自分を責めず、休むことを恐れないでほしい」ということです。
働くことも、休むことも、どちらも生きるための手段。
どうか自分の心の声を大切にしてください。
あなたには、まだまだ未来があります。
シリーズ内リンク
このシリーズでは、働く中で抱える“心の限界”をテーマにしています。
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