
「お昼、誰と食べるのが普通なんだろう」
社会人になって間もない頃、ふとそんなことを思いました。
学生時代は仲の良い友人と自然に集まっていたけれど、会社に入ると空気が少し違う。「職場ランチ」という文化に、私は最初なかなか馴染めませんでした。
私が新卒から「一人ご飯」を選んだ理由
私が新卒1年目のときから続けている習慣があります。
それは、「お昼は基本的に一人で食べる」ということ。
正直なところ、最初は“仕方なく”という側面もありました。同期と配属がバラバラで、自然と「一人」という選択肢しかなかったのです。
でも、それが私にとっては心地よいものでした。
周囲との温度差と気まずさの経験
もちろん、周りは3〜4人で集まってランチに行くという文化もありました。
「一緒に食べるのが当たり前」な雰囲気もあり、私一人だけ違う選択をしているようで、少し気まずいと感じる瞬間も。
「あの人、なんでいつも一人なのかな?」
そんな視線を感じることも正直ありました。
でも、だからといって無理に輪に入るのは、もっと自分にストレスがかかることに気づいたんです。

異動文化と距離感:グループで食べても結局…
私の職場は異動が多く、せっかく仲良くなっても半年〜1年で部署が変わることがよくあります。
だからこそ、最初から「自分のリズム」を作っておくことが、むしろ気持ちを安定させる鍵になっていました。
「一緒にお昼を食べて親しくなった」→「すぐに異動して気まずくなる」
このサイクルを何度か見てきて、私は自然と一人の時間を大切にするようになっていきました。
一人の時間で得られたもの

お昼の時間を「ひとり」で過ごすことで、以下のようなメリットを感じています:
- スマホで調べものや読書ができる
- 午後の仕事の準備をゆっくりできる
- 感情をリセットできる時間になる
- 誰かに気を遣わなくて済む
何よりも、「自由」です。
一人の時間=孤独、ではなく
一人の時間=心を整える余白だと感じています。
上司や同僚の反応は?
気になるのは、「一人でいること」に対する周囲の反応だと思います。
でも、私の経験では、上司から何か言われたことは一度もありません。
仕事をきちんとしていれば、お昼の過ごし方にまで細かく言及されることはほとんどないのではないでしょうか。
むしろ、一人を選んでいることに対して「自分を持ってるな」と思ってくれる人もいるかもしれません。
無理に合わせない、という選択
社会人(特に新人)だと、「職場に馴染まなきゃ」「浮かないようにしなきゃ」と思うのは自然なことだと思います。
でも、毎日のように続く職場の時間の中で、お昼くらいは“自分らしく過ごす”選択もありなんです。
誰と食べるかより、「どんな気持ちで午後を迎えられるか」が、私にとっては大切でした。
まとめ:自分のペースを大切に
一人で昼ごはんを食べることは、決して悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
それぞれの働き方・過ごし方がある中で、**「私はこうしたい」**と素直に感じた選択を大切にしてほしいと思います。
これからも私は、無理せず、自然体で過ごせる「一人ランチ」を続けていくでしょう。
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