
初めに
私は気付けばサラリーマン生活も20年を超えました。
振り返るとずっと「気持ちの上がり下がり」を繰り返していることに気がつきます。
〝仕事楽しいな〟と思っていた翌日〝辞めてしまいたい〟という具合で両局面のせめぎ合いです。
サラリーマン生活20年でもずっとあるんです。
仕事の成果が出て上司に褒められた時は、「このままでもいいかも」と思える。
一方で、ちょっとした言葉や出来事で、心が一気に沈みます。
私の場合は──
・20代の頃、毎日のように上司に怒鳴られていた。
・30代では、同期が次々と出世する姿を横目に、誰でもできる雑務ばかりをしていた。
・新しく配属された上司に資料を見せても「これじゃわからない」と一蹴された。
そして、この記事を書いている今もまさに“気持ちが沈んでいる時期”真っ只中です。
私と同じように気分の波に悩む方(気持ちが沈んでどうしようもない状況の方)に、少しでも心の整理のヒントを届けられたらと思っております。
気分上々…だけど上がっている時に気をつけたいこと

気持ちが上がっている時。
たとえば仕事で評価されたり、職場の雰囲気が良かったり。
心が軽くなって「このままでいいかも」と感じることがあります。
でも、私はこのタイミングでよく“サボってしまう”んです。
帰宅後はゲームをしたり、動画を見たりして、「今日はもういいか」と努力を止めてしまう。
この“油断の谷”が、後からじわじわ効いてきます。
なぜなら、気持ちが下がった時に、必ずこう思うからです。
「あの時、少しでもやっておけばよかったな」
リラックスできている時ほど、実はクリエイティブな活動が向いています。
私の場合、副業であるブログの記事を企画したり、ネタを考えたりするのがその時間です。
やる気に満ちた時ではなく、“穏やかで落ち着いている時”にこそ、次の波を乗り越える準備ができるのかもしれません。
気分停滞期 下がっている時こそ、パワーを変えるチャンス

一方で、気持ちが下がっている時。
「明日、会社に行きたくない」「また朝が来てしまった」「もう何もしたくない」
そんな気持ちの停滞期が何度もありました。
何度もくり返して経験上わかったことがあります。
“負の感情”は、“強いエネルギー”に変えられるということ。
私がこれまでの浮き沈みの中で何度かできたこと。
それは、「辞めたい」「このままじゃ嫌だ」と思った瞬間に、
その気持ちを副業に、投資に向けることでした。
ブログを書いたり、情報を調べたり。
そうするうちに、副作用として気づけば会社のことを考えない時間が増えたりもします。
結果的に、精神的な安定を取り戻すきっかけにもなった時もあります。
もちろん、気持ちが沈みすぎて動けない時は無理をしなくていいです。
「今日は休む」と決めることも前進の一つ。
大切なのは、ほんの少しでも前に動くこと。
たとえば、「気になることをWebで調べる」「手帳を開く」それだけでも十分です。
少しでも動けた時そんな状況で動けた自分を褒めてあげてください。
感情の波を味方につける考え方
私の経験上、上がる時も下がる時も、どちらも長くは続きません。
人の感情は、常に波のように動き続けています。
だからこそ、大事なのは“波を止める”ことではなく、“波に乗る”感覚を持つこと。
上がっている時は「貯める」時間。下がっている時は「変わる」時間。
どちらの時期も、自分を次のステージに連れていくために必要なプロセスだと思っています。
そして、結果が出た時、私はいつもこう思うんです。
「あの時があったからこそ、今の自分がある」
できれば、あの時負の感情をくれた人にすら感謝できたら、それが私の“勝ち”だと思っています。
まとめ
気持ちは、波のように上下するもの。
でも、どちらの波にもちゃんと意味があります。
上がっている時は「次の波への準備をする時期」。下がっている時は「自分を変えるチャンス」。
そう思えるようになると、少しだけ心が軽くなります。
サラリーマンとしての長い航海を続ける中で、感情の波も“うまく乗りこなす”仲間のように感じられるはずです。


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