毎日時間だけが過ぎていく仕事って何?意味ある!?【私の体験から学んだこと】

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はじめに

毎日ただ時間が過ぎていくだけ…

社会人になってしばらくすると、そう感じる時期に直面する方も少なくありません。特に20代前半で雑用ばかり任され、同期や同級生がどんどんキャリアを積んでいくのを横目にすると、「自分は取り残されているのでは?」と不安になってしまうのも当然です。

私自身も30代前半に「不遇の時代」を経験しました。畑違いの部署に異動させられ、毎日が単純作業の繰り返し。正直に言えば「何のために働いているのか」わからなくなったこともあります。

しかし振り返れば、その経験があったからこそ今の自分があると断言できます。今回はそんな私の体験をもとに、「時間が過ぎていくだけの仕事」にどう向き合うかをお伝えします。

畑違いの部署で味わった不遇の時代

当時の私は、資格や経験を活かしてキャリアを積み上げていくことを夢見ていました。しかし会社の人事は想定外。畑違いの部署に異動となり、そこでは新入社員でもできるような仕事しか任されませんでした。

具体的には、単純な入力作業や取りまとめの補助。アルバイトでもこなせるような業務が中心で、キャリア形成を意識していた私には耐えがたいものでした。

同期は企画やプロジェクトに携わり、同級生は海外出張の経験を積んでいる。その中で私は「自分だけ取り残されている」と強く感じ、落ち込む日々を送っていました。

それでも気づいた4つの学び

そんな不遇の時代も、今振り返れば大きな意味がありました。私が得た学びは次の4つです。

① 遠回りしたからこそ劣等生の気持ちがわかる

もし順調にキャリアを積んでいたら、私はおそらく「調子に乗った人間」になっていたと思います。実際、早くに昇格した同期の中には、どこか勘違いしているように見える人もいました。

遠回りをしたからこそ、仕事でつまずく人や苦しんでいる人の気持ちを理解できる。これは今、部下や後輩を育てる立場になった私にとって大きな財産です。

② 「意味のない仕事」は受け止め方で変わる

単純作業に見える入力や取りまとめも、工夫次第で価値が生まれます。

  • 入力作業を効率化する方法を考える
  • 取りまとめた結果をわかりやすく分析・共有する
  • そこから新しい提案や改善策を生み出す

受け身で取り組めば「無意味な作業」ですが、自分の工夫を加えれば企画や改善の種」になります。これは、どんな仕事にも応用できる考え方です。

③ 他人と比べない(焦る必要はない)

当時の私は、常に同期や同級生と自分を比べていました。「あの人は海外出張に行った」「同期はもう企画を任されている」。そんな情報ばかりが目に入り、焦りは募る一方でした。

しかし、比較しても現実は変わりません。むしろ「自分にはこれがない」と落ち込むだけ。今の私なら「他人と比べる必要はない」と言えます。

自分の成長は自分の取り組み方次第焦らず積み重ねれば必ず成果になります。

④ 不遇の時代はずっと続かない

当時は「この状態が一生続くのでは」と本気で悩んでいました。ですが、そんなことはありません。

環境は必ず変わります。人事異動や上司の交代、自分の成長によって状況は動き出す。不遇の時代は「永遠」ではなく「一時期」にすぎません。

私はその後、経験を活かしてキャリアを築き直すことができました。そして今では、当時の同期を役職で追い抜いているほどです。

不遇の時代をどう乗り越えるか

では、今まさに「毎日ただ時間が過ぎていく」と感じている人はどうすればよいのでしょうか。私の経験からアドバイスできることは次の3つです。

  1. 自分なりに考えて工夫する
    たとえば単純作業でも効率化や改善の視点を持てば、後の自分のスキルに繋がります。
  2. 比べない
    SNSや同期の状況は気になるものですが、比べても意味がありません。自分のペースを大切にしましょう。
  3. 未来を信じる
    不遇は一時期にすぎません。一生続くわけではありません。必ず「いつか終わる」そう思うだけでも気持ちは楽になります。

まとめ

「毎日ただ時間が過ぎるだけ」と思える仕事も、後になれば必ず意味を持ちます。

私が不遇の時代に学んだのは、

  • 遠回りは無駄ではない
  • 取り組み方次第で仕事は変わる
  • 他人と比べない
  • 不遇は永遠に続かない

ということでした。

もし今、同じように悩んでいる方がいるなら声を大にして伝えたいです。

**「大丈夫、不遇の時代は必ず糧になる」**と

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