
この連載について
私が研修で学び実践している方法をシリーズ化しました。
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この記事でわかること
・「やり直しが多い人」は減らないのか
・学校と仕事の“答えの出し方の違い”
・上司や依頼者と認識ズレを減らす方法
・私が研修で学んで実際に変わったこと
5分で読めて、明日からやり直しが半分になる内容です。
学校と仕事は“答えの出し方”がまったく違う

「学校の勉強と会社の仕事は違う」
頭ではわかっていても、実務で体現できている社会人は驚くほど少ないです。
私自身、研修でこの話を聞いたとき「そんなの当たり前じゃない?」と思いました。
しかし—
後から振り返ると、私はまさに“学校のやり方”で仕事をしていました。
学校:出された問題に“答え”を出す
1 + 1 = ?
問題 → 答えを出す、の一方向です。
仕事:答え(ゴール)を2にしたい
□ + □ = 2
上司・クライアントの頭の中には「こうなっていればOK(=ゴール)」
という“答え”だけがぼんやりあります。そして
その2にする方法(=手段)は、あなたに考えてほしいというのが社会人の仕事です。
“答えは2でいいけどやり方は人によって違う”
上司によって好むプロセスがまったく違います。
- 足し算が好きな上司:1+1で進める
- 引き算が好きな上司:3−1を好む
- 掛け算が好きな上司:1×2の方が速いと言う
ここが“学校と根本的に違う”ポイントです。
つまり—
自分が正しいと思ったルート=上司にとって正しいとは限らない。
やり直しが多い理由は“認識ズレ”だから最初に答え合わせするべき

私は研修前まで、依頼を受けると「まずは完璧に作らなきゃ!」と一人で突っ走るタイプでした。
そしてこれが悲劇を生みます。
当時の私のやり方(完全に学校方式)
- 問題を受け取る
- 自分の頭の中で答え(=完成形)を決める
- 全力で作る
- 提出
- 「違うよ」「こうじゃないんだよ」と言われる
- やり直し
- また時間が消えていく……
何度も似た経験がありました。
研修で学んだ一言に救われた
そんな私が受けた研修で外部の講師が言っていた言葉を今でも覚えています。
「社会人は“最初に答え合わせ”するのが正解です」
これを聞いて衝撃でした。
最初に上司と認識を合わせるだけで、やり直しは激減するやることは至ってシンプルです。
具体的にどうする?私が今やっている“答え合わせの技術”
面倒そうに見えて、実際は3分でもあればできちゃいます。
ゴール(=2)を確認する
- どの状態になっていればOKですか?
- 何を最優先しますか?(スピード?品質?)
- この依頼の目的は何ですか?(どういった理由で?の確認必要)
道筋(1+1 or 3−1)の方向性を合わせる
こう聞くだけでズレが消えます。
「私はこの進め方で考えていますが、方向性合っていますか?」
不足している情報をその場で質問する
- 想定している資料形式
- 参考資料の有無
- NGポイント
- 納期の柔軟性
これを最初にやると、やり直しが“ほぼゼロ”になります。
この方法を実践してどう変わったか(わたしの体験)
私は研修以降、必ず最初に答え合わせをするという手順を入れました。
その結果はというと—
やり直し(=二度手間)が激減
以前は「完璧に作ったつもり」で提出してもズレが生じてボツになることがよくありました。
今は認識合わせを先にするので、完成後の修正量が大幅に減りました。
上司から「仕事が早くなった」と言われるように
やり直しが減る → 仕事が早く見えるという好循環が生まれます。
心の負担が軽くなる
前までは「またボツになったらどうしよう」とドキドキ
今は“確認してもらった方針で作っている”という安心感があります。
今日からできる小さな一歩
明日からできるのはこの一言だけです。
「この方向性で進めて大丈夫ですか?」
この一言であなたの仕事のストレスは確実に減ります。
私はこれを30代後半に知りました。
そうです。知るのが遅かったです。
…おじさんになる前にもっと早く知っておけばよかったと思っています。
まとめ
✔ 学校:出された問題に答える
✔ 仕事:答えに向かって道筋を決める
✔ だから最初の認識合わせ(答え合わせ)が最重要
✔ やり直しが減り、仕事が速くなる
✔ 心の負担も軽くなる


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