茹でガエル|40年生きて気づいた「現金安全神話」の真実

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 「新NISA?投資?いやいや、やっぱり現金が一番確実でしょ」

  「銀行に預けておけば、1円も減らないし安心だ」

 もしあなたが今、そう思っているなら

…おめでとうございます!

 あなたは今、非常に心地よい「ぬるま湯」の中にいます。 でも、気をつけてください。その鍋の下では、すでに「インフレ」という名の火が焚かれています。

 今回は、私が40年以上の人生と、20年以上の投資経験で気づいた「この世界の残酷な真実」についてお話しします。


インフレ…それは白黒写真の時代の話だと思ってた

 私の両親(戦後の昭和生まれ)は、みんなでテレビを見ながらこんなことを言っていました。 「昔キャラメルが何十円だったけど高価で買ってくれなかった」 「銭湯も何十円で入りに行ってたんだよ」当時小学生だった私は、それを聞きながら心の中で 「そんな大昔の話されたって…それって白黒写真の時代の、高度経済成長っていう特殊な時期でしょ?現代(平成前の昭和)ではそんな話あり得んでしょ」と。

 しかし、私も40歳を過ぎ、2026年現在のコンビニの棚を見て、私は戦慄しました。

  • 週刊少年ジャンプ: 私の小学生時代は170円。今は300円前後
  • 缶コーヒー: 100円で買えたものが、今は160円〜180円

 それを見て思い出す両親の話。〝こういうことか!〟私の両親が言っていたのは決して昔話ではありませんでした。 それは今、まさに私の身に起きている「恐怖の予言」だったんです。


インフレは「音のしない増税」である

 「インフレ?そんなこと言ったって銀行の通帳を見ても1円も減ってないよ?」 そう言いたくなるかもしれません。しかし、ここがこの世界の巧妙な「罠」だと私は気付いたのです。まさに「茹でガエル」なのです。

 銀行残高の数字は変わりません。だから、私たちは「損をしていない」と錯覚します。 しかし、20年前の100万円で買えたものが、今の100万円では買えなくなっている。これは実質的に、あなたの資産が削り取られているのと同じです。

「鍋の外で、政治家や日銀が火の強さを調整している」

 表現が過激かもしれませんが私はそう思っております。

 私が思うに彼らにとって、インフレは都合が良いと考えます。なぜなら借金の価値を実質的に減らし、国民に気づかれないように資産を溶かすことができる。 私たちが「数字が変わらない安心感」に浸っている間に、じわじわと現金の「パンチ力」は奪われています。

 私たちが「数字が変わらない安心感」に浸っている間に、じわじわと現金の「パンチ力(購買力)」は奪われています。10年前なら1,000円で「お釣り」がきたランチが、今では「足りない」……これがパンチ力が消えた証拠です。


【実録】20年投資していた私が見た「別の景色」

 もし私が、20年前から「現金こそが正義」と信じて貯金だけをしていたら、今頃は茹で上がって死んで(生活苦に陥って)いたでしょう。

 幸いなことに、私は20年前から「日本円という小さな鍋」を飛び出し、個別株で外国株を、そして後々に世界経済(オルカンなど)に資産を逃がしていきました。その結果、見えている景色は〝どんどん使えるお金が減っていく〟と言っている反対側にいると感じています。

  • 現金派: 「物価が上がって生活が苦しい」「将来が不安だ」と嘆く。
  • コバン: 資産がインフレ以上の速度で成長。「物価が上がっても、自分の資産も増えているから怖くない」…今のところ。

 投資は、贅沢品を買うためのお遊びではないと考えております。 インフレという巨大な火から、自分と家族の生活を守るための「避難訓練」であり、「防衛策」なのです。


マトリックスでいうところの「赤いピル」を飲む時が来た

先ほどお伝えしたコンビニの棚をみて両親の話を思い出したと同時に私は映画のマトリックスを思い出しました。

映画『マトリックス』を例に例えると下記のようになると思っております。

  • 青いピル 「貯金は安全」という心地よい嘘を信じて、元の世界に戻る。
  • 赤いピル 現実の残酷な真実を知り、目覚める。

 2026年現在、円安が進み、日本円の価値は世界基準で見れば目減りし続けています。「現金100%」で持つということは、実は「日本円という一国の通貨に全財産を賭ける」という、極めてハイリスクなギャンブルだとも思っております。

 私は人生40年以上かかってようやく〝こういうことか〟と気づきました。私は幸いながら気づかないまでも鍋の外に出るのと同じ行動をとっていたと分析しています。今この記事を読んでいる若い(特に20代とかの若い世代の)あなたには早く気付いてもらいたい。


言い訳ができない時代へ

20年後、あなたはどちら側に立っていたいですか?どちらのピルを飲むのでしょうか? 「あの時、コバンのブログを読んで始めておけばよかった」と後悔する側か? それとも、余裕を持って次世代に「早めに鍋から出て正解だったよ」と語る側か。

 特別な才能はいりません。 まずは「現金至上主義は、実はリスクである」という真実に気づくこと。 そして、小さく一歩を踏み出すこと。それが重要だと思います。

「でも、投資する軍資金なんてないよ…」 そう思う方は、まず前回の記事で紹介した「ふるさと納税」から始めてみてください。実質2,000円で、国から現金を還付させ、それを投資に回す。それが、マトリックスから脱出する最初の「鍵」になります。たとえそれをするだけでも、日本円のみの現金至上主義という「煮えたぎる鍋」から、片足だけでも外に出すことができるはずです。

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